日本情報クリエイト---24年6月期は2ケタ増収・大幅増益、売上高・営業利益は過去最高を達成
日本情報クリエイト<4054>は6日、2024年6月期連結決算を発表した。売上高が前期比17.7%増の44.36億円、営業利益が同115.2%増の7.09億円、経常利益が同96.9%増の7.40億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同131.5%増の4.28億円となった。当期業績においては売上高・営業利益ともに過去最高を達成した。
仲介ソリューションの売上高は前年同期比9.6%増の16.50億円となった。自社ホームページ集客を支援する「WebManagerPro」や、不動産ポータルサイト集客を支援する「物件データ連動」、不動産契約の電子化を支援する「電子契約サービス」等、仲介業務の課題解決となるサービスの提案を積極的に行ってきた。また、子会社であるリアルネットプロが提供する業者間物件流通サービス「リアプロ」の拡販に向けて専門チームを組成、エリア別のシェア拡大戦略を推進し、「リアプロ」有償顧客からの月額利用料が順調に積み上がった。
管理ソリューションの売上高は同23.2%増の27.40億円となった。売上のメインとなる「賃貸革命」の新規顧客への販売、既存顧客へのバージョンアップ、オプションサービスを積極的に提案してきた。また、解約率については継続して低位で安定していることから、月額利用料も堅調に積み上がった。
2025年6月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比12.7%増の50.00億円、営業利益が同40.9%増の10.00億円、経常利益が同35.4%増の10.02億円、親会社に帰属する当期純利益が同45.5%増の6.24億円を見込んでいる。
《SO》