ニッパツがカイ気配スタート、今期は一転経常増益の見通しで配当予想を増額修正
ニッパツ<5991>がカイ気配スタート。7日の取引終了後、25年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績・配当予想を増額修正しており、好感されたようだ。今期の売上高予想を200億円増額修正し8000億円(前期比4.3%増)、経常利益予想は80億円増額し550億円(同15.0%増)に見直した。経常利益は減益予想から一転、増益を計画する。また、年間配当予想は6円増額して63円とした。DDS(ディスクドライブサスペンション)事業が堅調に推移するほか、円安も収益を押し上げる要因となる。4~6月期の売上高は前年同期比8.1%増の1937億8300万円、経常利益は同86.7%増の192億600万円だった。