ライオンは3日続伸、第2四半期営業益2.1倍で上振れ着地
ライオン<4912>が大幅高で3日続伸となっている。同社は7日取引終了後、24年12月期第2四半期累計(1~6月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比2.1倍の133億5700万円となり、従来予想の120億円から上振れたことが好感されているようだ。
売上高は同3.0%増の1986億3400万円(従来予想は1950億円)で着地した。主力の一般消費財は減収となったが、値上げ効果やコストの効率化が利益面に寄与。また、海外が大幅な増収となり、利益率が上昇したことも好業績につながった。なお、通期業績予想については売上高4100億円(前期比1.8%増)、営業利益270億円(同31.7%増)とする従来見通しを据え置いている。