日本触媒が急動意し一気に年初来高値も視界、今3月期営業益大幅増額で一転増益予想に

材料
2024年8月8日 11時14分

日本触媒<4114>が大幅高で3連騰、7.8%高の1644円50銭まで上値を伸ばす場面があり、一気に6月3日につけた年初来高値1668円も視界に入れる高パフォーマンスをみせた。同社はアクリル酸で世界屈指の競争力を持つほか、高吸水性樹脂では世界シェア首位を誇るグローバルニッチトップとして存在感を示す。インドを筆頭に高度経済成長途上の新興国向けでアクリル酸や高吸水性樹脂の輸出が好調で業績を押し上げている。7日取引終了後、25年3月期業績の上方修正を発表、営業利益は従来見通しの150億円から180億円(前期比9%増)に30億円上乗せし、減益予想から一転増益見込みに変わった。これが買い戻しを加速させる材料となった。信用買い残が少なく株式需給面で軽さがある一方、PBR0.6倍台と割安で、4.3%台の高配当利回りと合わせて投資マネーの食指を動かす背景となっている。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.