株価指数先物【昼】 下へのバイアスが弱まってきた

市況
2024年8月8日 11時56分

日経225先物は11時30分時点、前日比110円高の3万5180円(+0.31%)前後で推移。寄り付きは3万3760円と、シカゴ日経平均先物の清算値(3万4370円)を下回り、売り先行で始まった。ただし、直後に付けた3万3750円を安値にロングの勢いが強まり、現物の寄り付き時には3万4800円を回復し、買い一巡後は3万4200円~3万4800円辺りでの推移を継続。終盤にかけてレンジを上放れプラスに転じると、一時3万5210円まで買われる場面もみられた。

日経225先物はナイトセッションの安値を大きく下回ってのスタートとなったが、早い段階でショートカバーを誘う形となった。日銀の追加利上げ観測が後退しており、下へのバイアスも弱まってきたようだ。また、昨夕決算を発表したレーザーテック <6920> [東証P]がストップ高まで買われたことも、センチメント改善につながっただろう。ただし、週足のボリンジャーバンドの-2σが3万5320円辺りで推移しており、同水準での上値の重さが意識されてくるようだと、引けにかけては持ち高調整に伴うロング解消の動きが警戒されやすいため、引き続き、スキャルピング中心の売買になろう。

NT倍率は先物中心限月で14.09倍に低下した。一時13.95倍まで下げる場面もみられたが、その後は14.00倍~14.20倍の直近のレンジ内での推移となった。レンジを放れてくる局面においては、その後のリバランス狙いが有効のようだ。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.