【市場反応】米先週分新規失業保険申請件数は予想下回る、ドル上昇に転じる
米労働省が発表した先週分新規失業保険申請件数(8/3)は前週比1.7万件減の23.3万件と、予想24.0万件を下回った。失業保険継続受給者数(7/27)は187.5万人と、前回186.9万人から増加し、21年11月来で最高。ハリケーンなどの影響がここ最近の指標に影響したと見られている。
先週分新規失業保険申請件数の予想以上に減少で、景気後退懸念が緩和。米国債相場は続落し、10年債利回りは6ベーシスポイント程上昇の3.99%。ダウ先物も上昇に転じた。ドルも上昇に転じ、ドル・円は146円00銭から147円29銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.0930ドルから1.0893ドルまで下落。ポンド・ドルは1.2700ドルから1.2667ドルまで下落した。
【経済指標】
・米・先週分新規失業保険申請件数:23.3万件(予想:24.0万件、前回:25万件←24.9万件)
・米・失業保険継続受給者数:187.5万人(予想:187.5万人、前回:186.9万人←187.7万人)
《KY》