三井海洋が4連騰で一時S高、FPSO建造工事が順調で今期業績・配当予想を増額修正
三井海洋開発<6269>が大幅高で4連騰。一時ストップ高の水準となる前営業日比500円高の2798円に買われた。8日の取引終了後、24年12月期の連結業績と配当予想の修正を発表。売上高予想を39億ドルから43億ドル(前期比20.3%増)、最終利益予想を1億2000万ドルから2億ドル(同2.1倍)に引き上げた。年間配当予想は20円増額して60円(同40円増配)に見直しており、評価されたようだ。浮体式石油生産貯蔵積出設備(FPSO)の建造工事が順調に進み、想定よりも高い進捗となる見通しとなった。操業中のFPSOの稼働率も改善しており、業績予想に織り込んだ。