フルテック---2Qは増収・大幅増益、建具関連が黒字化
フルテック<6546>は8日、2024年12月期第2四半期(24年1月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比7.5%増の69.22億円、営業利益が同97.3%増の3.81億円、経常利益が同91.5%増の4.16億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同98.3%増の2.75億円となった。
自動ドア関連の売上高は41.38億円(前年同期比5.2%増)、セグメント利益(営業利益)は10.47億円(同12.0%増)となった。新規部門における大型物件の売上計上、リニューアル受注及び保守契約台数の堅調な増加があった。
建具関連の売上高は23.54億円(同11.7%増)、セグメント利益(営業利益)は1.55億円(前年同期は0.06億円の損失)となった。新規販売における大型物件の売上数が増加し、選別受注や採算管理の徹底及び仕入価格上昇に対する価格転嫁の取り組みの効果により利益率が改善した。
その他の売上高は4.29億円(同7.3%増)、セグメント利益(営業利益)は0.12億円(同61.0%減)となった。前年のセキュリティゲートの大型物件による反動減の一方で、新規連結子会社の売上が加わった。
2024年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比9.5%増の140.00億円、営業利益が同16.0%増の5.20億円、経常利益が同11.1%増の5.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同40.0%増の3.35億円とする期初計画を据え置いている。
《SI》