木村工機は後場急伸しS高、国内生産回帰の潮流支えに4~6月期経常利益29%増
木村工機<6231>が後場に急伸し、ストップ高の水準となる前営業日比700円高の4605円に買われた。9日正午過ぎに発表した25年3月期第1四半期(4~6月)の単体決算は、売上高が前年同期比19.1%増の37億1100万円、経常利益は同29.0%増の8億1700万円となった。第1四半期は大幅増益でかつ順調なスタートとなり、好感されたようだ。国内の生産回帰に伴う設備投資需要の拡大が追い風となり、ルーフトップ外調機や冷温水式AHUの導入が大きく伸長した。暑熱対策に向けた工場用ゾーン空調機の導入も堅調で、ホテルの新設案件や公共施設などでの更新改修案件の増加も収益を押し上げた。
最終更新日:2024年08月09日 13時00分