アジア株 総じて上昇、上海株は小反落
東京時間17:51現在
香港ハンセン指数 17090.23(+198.40 +1.17%)
中国上海総合指数 2862.19(-7.71 -0.27%)
台湾加権指数 21469.00(+598.90 +2.87%)
韓国総合株価指数 2588.43(+31.70 +1.24%)
豪ASX200指数 7777.70(+95.72 +1.25%)
インドSENSEX30種 79740.31(+854.09 +1.08%)
9日のアジア株は総じて上昇。前日の米株高を好感して、アジア株はおおむね買い優勢で推移した。台湾株は大幅反発。前日のナスダックの上げ幅が大きかったことで、半導体メーカーの台湾積体電路製造(TSMC)、電子機器の受託生産企業の鴻海精密工業、半導体メーカーのメディアテックなどハイテク株中心に買われた。上海株は小反落。7月の中国消費者物価指数が予想を上回ったものの、あまり目立った動きはなく、前日までの上昇の反動から利益確定の売りに押された。シンガポール市場は休場。
上海総合指数は小反落。石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、銀行大手の中国工商銀行が買われる一方で、通信会社の中国電信(チャイナ・テレコム)、電力会社の中国長江電力、化学品メーカーの万華化学集団、太陽光エネルギー関連メーカーの隆基緑能科技が売られた。
香港ハンセン指数は大幅続伸。半導体受注生産メーカーの中芯国際集成電路製造(SMIC)、電気自動車(EV)メーカーの理想汽車、アルミニウム製品メーカーの中国宏橋集団(チャイナ・ホンチャオ・グループ)、通信機器・部品メーカーの小米集団(シャオミ)、インターネット・サービス会社の網易が買われた。
豪ASX200指数は大幅反発。ハイテク関連株や不動産、素材株などの上げが目立った。会計システム会社のゼロ、ソフトウエア会社のワイズテック・グローバル、不動産会社のグッドマン・グループ、不動産開発のセンターグループ、資源・鉱山会社のBHPグループ、建設資材メーカーのジェームス・ハーディ・インダストリーズが買われた。