個人投資家・有限亭玉介:夏枯れはあえて強気維持!狙うは世情を映す注目株!【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2024年8月5日12時に執筆
7月末のFOMCと日銀金融政策決定会合を通過したと思ったら相場は大暴落。ボラティリティが大きく今後も前途多難であると思いますが、自分が取れるリスクを最大限計算しながら投資戦略を練って参ります。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
7月31日午後に開かれる日銀金融政策決定会合を前に、夜中の午前2時にはお決まりとなったマスコミのリークがありました。マスコミに漏れるという事は政府と繋がりの強い金融機関にも情報は漏れているんですかねぇ…政府・日銀ともに健全な市場を維持する為に気を遣って貰いたいもんですが。
当日の取引は寄り付きから大きく売られたものの、午後に開かれた日銀金融政策決定会合で植田総裁が正式に0.25%へ利上げを発表すると、安心感からか一気に買いが集中しました。利上げを発表しても、結果的には日経平均は前日比575.87円のプラスとなっております。しかしながら、米FOMC後の日本時間8月1日からの相場は大暴落となりました。
日本のGDPやインフレ率の数字を見ても、金融引き締めが必要と判断するレベルではない事は明らかでしょう。果たして植田総裁は誰に忖度しているのでしょうかねぇ。先の事はわからないにしても、まだまだ利上げをしていきたいという意志が見え透いており、そのタカ派な姿勢は鮮明ですな。ドル円の為替は、一気に円高へ進むと150円台を割り140円台となりました。
さて、限られた資金と情報で戦わなくてはいけない個人投資家としては、上値が重い相場でもしっかりと強気なチャートを維持する銘柄にこそ目を向けていきたいもんですな。秋へ向けて米大統領選から日本の総裁選までイベントが盛り沢山ですので、気を引き締めて参りましょう。
まずご紹介するのは、株主還元方針の変更が好感されたワッツ<2735>です。直近の業績は好調で25年8月期から中間配当を実施する事や、円高が同社に業績寄与するとの思惑があります。PBRは1倍割れで割安感があり、今後も25日線・75日線をチャートが上回って推移するなら中長期で上昇トレンドを形成する可能性があるか監視中です。
8月2日の決算が好調だった日本アビオニクス<6946>は、国内大手の資産運用会社であるアセットマネジメントOneの大量保有の発表を受けて物色されているようです。直近の慈愛は悪化しておりますが、25年3月期の業績は過去最高益を更新する見通しです。
円高で物色されるサイゼリヤ<7581>は、直近の地合い悪化で売られるも長期での上昇トレンドは崩れていないですねぇ。外食業界はインバウンドもあり、業界全体で業績が上振れている様子。これから日本が円高に加えて景気後退へ向かうのであれば、低価格帯のレストランは消費者に好まれるか。
通信制御ソフト開発のアイ・エス・ビー<9702>も7月30日の決算発表が業績好調となっております。高値圏を維持しているチャート(日足)は、昨年6月に付けた高値1715円を上抜けるか注視です。
長野を中心にホームセンターを展開する綿半ホールディングス<3199>は、同社のグループ企業が不妊治療薬の原料を手掛けているなど不妊治療関連で思惑があります。業績は堅調に推移しているので、直近の地合い悪化からすぐに反発して上昇トレンドに戻せるか監視中です。
最後は独立系電炉大手の東京製鐵<5423>です。7月26日の決算後には、これまでの下落基調から急動意してトレンド転換しました。PER・PBRともに割安感があり、自社株買いも好感された模様。中長期で上昇トレンドへ向かうか注視しております。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
《TY》