ジョンソン&ジョンソンがプラスに転じる ベビーパウダー訴訟の和解に向けて進展と伝わる=米国株個別
(NY時間14:50)(日本時間03:50)
ジョンソン&ジョンソン<JNJ> 160.85(+0.23 +0.14%)
日本時間の午前3時半過ぎからジョンソン&ジョンソン<JNJ>に買い戻しが優勢となりプラスに転じている。ベビーパウダー訴訟の和解に向けた65億ドルの計画に進展が見られたと伝わった。75%以上のが7月下旬に終了した秘密投票を通じて同社の提案に署名したという。この結果は、訴訟解決の努力の一環として設立された部門に責任を限定しようとする同社を後押しすることになる。
訴訟が山積する中、同社はコンサルティング会社を雇い、和解に関する投票を組織し、結果を集計した。訴訟は継続中であり、同社の訴訟解決への道筋はまだ大きなハードルに直面している。
和解案には、タルクを使用したものが卵巣がんやその他の婦人科系がんを引き起こしたという主張も含まれている。これとは別に同社は5月に、ベビーパウダーがアスベストに汚染され、中皮腫を引き起こしたという主張の95%を解決したと発表した。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース