アーキテクツがS高カイ気配、ALINプロジェクトの売上高寄与確定で25年3月期業績予想を上方修正
アーキテクツ・スタジオ・ジャパン<6085>がストップ高の552円水準でカイ気配となっている。前週末9日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を15億3400万円から18億2600万円(前期比3.1倍)へ、営業利益を8100万円から1億3400万円(前期2億1600万円の赤字)へ、最終利益を4800万円から1億100万円(同3億6100万円の赤字)へ上方修正したことが好感されている。
今期から投資関連事業として取り組んでいるALINプロジェクト(亜臨界水処理技術を利用したごみ処理施設事業)について、関連建築工事なども受注することを含めて請負契約締結に至り、既にプラント本体の搬入据え付き作業が完了して売上高見通しが確定したことが要因としている。
同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高1億200万円(前年同期比19.4%減)、営業損益7500万円の赤字(前年同期6500万円の赤字)、最終損益8300万円の赤字(同1億300万円の赤字)だった。