ULSグルプがS高、既存顧客からの需要旺盛で第1四半期営業利益29%増
ULSグループ<3798>がストップ高の5230円に買われている。前週末9日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高28億5100万円(前年同期比19.9%増)、営業利益7億2300万円(同28.5%増)、純利益4億6900万円(同27.6%増)と大幅増益となったことが好感されている。
情報通信、サービス、金融、製造及び自治体などを中心とする既存顧客からの旺盛な需要が継続したことに加えて、コンサルタントの採用活動が順調に推移したことが売上高を牽引した。また、単価・稼働・品質管理の徹底により売上総利益率が改善したことも寄与した。
なお、25年3月期通期業績予想は、売上高125億8000万円(前期比21.2%増)、営業利益22億円(同25.2%増)、純利益14億1000万円(同24.6%増)の従来見通しを据え置いている。