イノベーション---1Qは2ケタ増収、オンラインメディア事業が順調に推移

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2024年8月13日 14時31分

イノベーション<3970>は9日、2025年3月期第1四半期(24年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比20.3%増の12.15億円、営業利益が同64.9%減の0.31億円、経常利益が同65.4%減の0.31億円、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.12億円(前年同期は0.52億円の利益)となった。

オンラインメディア事業の売上高は前年同期比25.5%増の8.70億円、セグメント利益は同4.8%増の2.96億円となった。主力の「ITトレンド」においては、掲載製品数が同9.1%減の3,669製品となったものの、当第1四半期の来訪者数(延べ人数)は同15.3%増の5,696,694人となり、資料請求数が増加した。

ITソリューション事業の売上高は同11.6%減の0.99億円、セグメント利益は同24.3%減の0.30億円となった。主力製品である「List Finder」においては、当第1四半期末のアカウント数が同10.7%減の425件となった。

金融プラットフォーム事業の売上高は同20.1%増の2.44億円、セグメント損失は0.83億円(前年同期は231千円の利益)となった。「IFA」において、増員等による体制強化及びデジタルマーケティングに積極的に投資をした。

VCファンド事業は、INNOVATION HAYATE V Capital投資事業有限責任組合に関わるもので、当第1四半期においては株式の売却は行っていないため、セグメント損失は0.15億円(同0.17億円の損失)となった。

2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比23.5%増の59.44億円、営業利益が同27.7%増の5.10億円、経常利益が同25.9%増の5.08億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同22.7%増の3.00億円とする期初計画を据え置いている。

《SI》

提供:フィスコ

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