グリムス---1Q増収、エネルギーコストソリューション事業が順調に推移

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2024年8月13日 16時58分

グリムス<3150>は9日、2025年3月期第1四半期(24年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比1.9%増の76.53億円、営業利益が同10.7%減の16.63億円、経常利益が同9.4%減の17.09億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同9.5%減の11.55億円となった。

エネルギーコストソリューション事業の売上高は前年同期比15.9%増の25.74億円、セグメント利益は同16.7%増の11.38億円となった。電力の自家消費を提案する事業用太陽光発電システムを主力商材とし、また、事業者のコスト削減のための電力基本料金削減コンサルティングやIoT機器、省エネルギー化のための業務用エアコン・トランスなどの各種省エネ設備を販売し、顧客に電力の運用改善・設備改善などの提案をしてきた。

スマートハウスプロジェクト事業の売上高は同11.8%減の11.40億円、セグメント利益は同47.7%減の1.42億円となった。再生可能エネルギーによる自家消費、太陽光発電の10年間の固定価格買取制度の適用が終わる卒FIT案件の増加、住宅のエネルギーレジリエンス強化へのニーズにより蓄電池への需要があることから、蓄電池の販売を推進した。

小売電気事業の売上高は同1.4%減の39.38億円、セグメント利益は同17.3%減の6.52億円となった。安定的に収益を計上しているが、電力市場価格低下の影響により前第1四半期に比べて燃料調整費が減少したため、前年同期に対しては売上高・利益ともに減少した。

2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比13.7%増の340.00億円、営業利益が同24.6%増の65.00億円、経常利益が同24.7%増の65.70億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同22.0%増の43.20億円とする期初計画を据え置いている。

《SI》

提供:フィスコ

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