米PPI、サービス価格が今年初の低下

市況
2024年8月13日 23時46分

きょうは7月の米生産者物価指数(PPI)が発表になり、予想を下回る伸びとなった。引き続きインフレ圧力の緩和傾向を示し、9月FOMCでの利下げ期待を強化する内容ではある。

特にサービス価格が前月比0.2%低下と、今年に入って初めて低下したことが注目される。機械や自動車の卸売業者の利益縮小が影響した。一方、財は同0.6%上昇と、2月以来の大きな伸び。食品とガソリン価格の上昇が全体の伸びをけん引した。

多くのエコノミストが注目する食品とエネルギー、貿易サービスを除いたPPIは前月比0.3%上昇と、3カ月ぶりの大幅上昇となった。

FRBが注視するPCEデフレータの算出に用いられるPPIのカテゴリーは、総じて伸びが抑制されている。このカテゴリーの中では、診療費や航空運賃が低下し、外来医療費は横ばいとなった。ポートフォリオ運用サービスは前月比2.3%上昇。7月のPCEデフレータは今月30日に発表予定。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.