NY為替:ドル弱含み、米7月PPIは予想を下回る
13日のニューヨーク外為市場でドル・円は147円51銭から146円60銭まで下落し、146円88銭で引けた。米7月生産者物価指数(PPI)の予想以上の伸び鈍化で、9月連邦公開市場委員会(FOMC)での0.5%利下げ観測が強まり、ドル売りに拍車がかかった。
ユーロ・ドルは1.0925ドルから1.1000ドルまで上昇し、1.0997ドルで引けた。ユーロ・円は、160円70銭へ下落後、161円53銭まで上昇。独8月ZEW景気期待指数の大幅低下でユーロ売りが優勢となったのち、リスク選好の円売りが強まった。
ポンド・ドルは1.2780ドルから1.2872ドルまで上昇した。英失業率の予想外の低下で、ポンド買いが優勢となった。ドル・スイスは0.8680フランから0.8642フランまで下落した。
《MK》