HPCシスがカイ気配スタート、25年6月期最終37%増益の計画で自社株買いも発表
HPCシステムズ<6597>がカイ気配スタート。13日の取引終了後、24年6月期の連結決算発表にあわせ、25年6月期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比4.2%増の72億4000万円、最終利益は同36.8%増の4億900万円を計画する。同時に取得総数20万株(自己株式を除く発行済み株式総数の4.66%)、取得総額2億円を上限とする自社株買いの実施も公表しており、ポジティブ視されたようだ。
年間配当予想は同1円増配の26円とした。人工知能(AI)やディープラーニング、ビッグデータなどの技術革新に対する需要は引き続き堅調な状況と指摘。顧客提案力の向上と収益力の改善に注力していく方針だ。更に、同社は中期経営計画も発表した。最終年度となる27年6月期に売上高86億円、営業利益9億円(25年6月期見通しは6億円)に伸ばす目標。24年6月期の売上高は69億4500万円、最終利益は2億9900万円と計画に対して上振れして着地した。