サクサ---1Q新たな中期経営計画「共に創る未来」の実現に向けた動きを推進

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2024年8月14日 12時28分

サクサ<6675>は2日、2025年3月期第1四半期(24年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比15.2%減の91.18億円、営業利益が同61.9%減の4.67億円、経常利益が同56.3%減の5.67億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同72.2%減の2.56億円となった。

2024年4月にグループ設立20周年を迎えた同企業グループは、当第1四半期において、2024年度から2026年度の3か年を計画期間とした中期経営計画の策定を進めた。そして、2024年5月29日に新たな中期経営計画「共に創る未来」を、同時に同計画を実現するための施策として、ソアーの完全子会社化についても公表した。新たな中期経営計画「共に創る未来」においては、顧客・パートナー・SAXAとの共創を通じて2030年のありたい姿「中堅・中小企業のDX推進サポーター」になることを目指し、3つの構成要素「成長戦略」、「経営基盤」、「社会的責任」を掲げ、「モノづくりas a Service」により顧客の成長を促す新たな価値提供を実現していくとしている。

当第1四半期の売上高は減収となった。これは、主にOEM事業の前年同期において、2023年3月期末まで需要に対応できなかった受注残を消化したことに伴い大幅増収となったが、当第1四半期は、当該受注残の状態が解消されたことによる。

事業別の営業の概況について、サクサブランド事業の売上高は前年同期比0.34億円減の32.98億円となった。主な要因は、前年10月に発売した小規模事業者向けビジネスホンの売上増加に伴う売上増加はあったものの、ネットワーク機器の売上高が減少したことによる。OEM事業の売上高は同14.31億円減の48.15億円となった。主な要因は、特定顧客向けビジネスホンおよびアミューズメントにおける新カードユニットの受注がそれぞれ減少したことによる。システム事業の売上高は同1.73億円減の10.03億円となった。主な要因は、特定顧客向けシステム構築案件の受注減少により売上が減少したことによる。利益面では売上高の減少により、経常利益および親会社株主に帰属する四半期純利益は減益となった。

2025年3月期通期については、売上高が前期比2.6%増の420.00億円、営業利益が同37.2%減の21.00億円、経常利益が同38.3%減の21.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同50.0%減の14.00億円とする5月29日に公表した連結業績予想を据え置いている。

《SO》

提供:フィスコ

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