ノムラシステムコーポレーション---2Qも2ケタ増収増益、強みの人事ソリューションを中心に営業活動を推進
ノムラシステムコーポレーション<3940>は14日、2024年12月期第2四半期(24年1月-6月)決算を発表した。売上高が前年同期比12.8%増の15.78億円、営業利益が同28.2%増の2.50億円、経常利益が同28.8%増の2.51億円、中間純利益が同13.3%増の1.72億円となった。
同社を取り巻く環境においては、深刻な人手不足を受けた省力化投資を背景に、デジタルトランスフォーメーション(DX)の取り組みやクラウド型システムの導入など、企業のIT投資のペースは引き続き増加する傾向にある。このような経営環境のもと、同社はSAP ERP パッケージ導入のプライム(元請け案件)をより多く受注すべく、強みである人事ソリューションを中心に営業活動を推進してきた。合わせて、FIS(Function Implement Service)、DXの営業も積極的に行い、受注の安定に努め、顧客基盤の拡大を図ってきた。
2024年12月期通期の業績予想については、売上高が前期比8.7%増の32.03億円、営業利益が同30.4%減の3.24億円、経常利益が同30.4%減の3.24億円、当期純利益が同38.5%減の2.21億円とする期初計画を据え置いている。
《SI》