イード---24年6月期は増収、クリエイタープラットフォーム事業が増収に

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2024年8月15日 14時08分

イード<6038>は14日、2024年6月期連結決算を発表した。売上高が前期比0.9%増の61.25億円、営業利益が同7.9%減の5.23億円、経常利益が同3.3%減の5.47億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同41.8%減の1.63億円となった。

クリエイタープラットフォーム事業(CP事業)の売上高は55.01億円(前期比1.3%増)、セグメント利益(営業利益)は 4.31億円(前期比2.0%減)となった。前第2四半期連結会計期間に連結子会社化したエフ・アイ・ティー・パシフィックの業績が寄与したほか、既存のメディアシステム開発運営事業も好調で、当連結会計年度におけるシステム売上は11.83億円(前期比25.1%増)と前期から大きく増加した。またデータ・コンテンツ提供売上は23.67億円(前期比0.7%増)と前期から微増となった。一方で、インターネットメディアへの広告出稿については底は脱しつつあるものの依然十分ではなく、利益率の高いネット広告売上は、14.78億円(前期比11.0%減)と引き続き前期を下回る水準となった。また、出版ビジネスは5.11億円(前期比2.1%減)となった。

クリエイターソリューション事業(CS事業)の売上高は6.24億円(前期比2.6%減)、セグメント利益(営業利益)は0.92億円(前期比28.2%減)となった。ECソリューションで引き続き受注が伸びておらず、またリサーチソリューションも当第4四半期連結会計期間に入って受注が低調となり、当連結会計年度は全体として売上高、営業利益ともに前期を下回る結果となった。

2025年6月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比9.4%増の67.00億円、営業利益が同12.6%増の5.90億円、経常利益が同7.7%増の5.90億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同126.8%増の3.70億円を見込んでいる。

《SO》

提供:フィスコ

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