CSSホールディングス---3Qは2ケタ増収・2ケタ以上の増益、3事業いずれも増収増益を果たす

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2024年8月15日 17時14分

CSSホールディングス<2304>は13日、2024年9月期第3四半期(23年10月-24年6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比21.8%増の132.99億円、営業利益が同127.3%増の6.05億円、経常利益が同109.3%増の6.27億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同68.2%増の3.94億円となった。

スチュワード事業の売上高は63.40億円(前年同期比31.4%増)、営業利益は4.70億円(前年同期比100.0%増)となった。依然としてインバウンド観光の需要が昨年来の高い水準を維持しており、ホテルの客室、レストラン及びテーマパーク等レジャー施設は高稼働を継続した。また、大都市における法人需要を中心とした宴会需要も漸増の傾向にある。相次ぐ大型ホテルの新規開業を受けてマーケット開発熱は依然として高く、新たに8件を開業、第3四半期累計での新規開業は15件となった。

フードサービス事業の売上高は29.04億円(前年同期比23.7%増)、営業利益は0.94億円(前年同期比37.8%増)となった。スチュワード事業セグメントと同様に国内客観光及びインバウンド観光の需要が昨年来の高い水準を維持した。さらに拡張トレンドにあり、朝食レストランの受託サービスを中心に業績が大幅に拡大した。業務委託の引き合いも着実に増加しており、新たに1件の事業所を開業、第3四半期累計での新規開業は9件となった。

空間プロデュース事業の売上高は40.61億円(前年同期比8.7%増)、営業利益は2.19億円(前年同期比100.1%増)となった。東洋メディアリンクスは金融業界のITV(監視カメラ/Industrial TV)及び周辺装置・業務放送設備・モニター等の更新需要が業績を牽引する形で収益性の改善に大きく寄与した。音響特機は、円安環境の中にありながら、海外ブランドの独自取扱商品の売上比率が計画値を上回る好調で、収益性を大きく引き上げた。

2024年9月通期の連結業績予想については、売上高が前期比18.8%増の176.14億円、営業利益が同99.3%増の5.50億円、経常利益が同82.0%増の5.70億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同61.3%増の3.71億円とする5月14日発表の修正計画を据え置いている。

《SI》

提供:フィスコ

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