ダイコク電機---1Qは2ケタ増収増益、主力の情報システム事業が2ケタ増収増益に

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2024年8月15日 17時56分

ダイコク電機<6430>は9日、2025年3月期第1四半期(24年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比16.5%増の186.00億円、営業利益が同15.4%増の55.83億円、経常利益が同15.5%増の56.05億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同15.3%増の38.83億円となった。

情報システム事業の売上高は前年同期比19.4%増の178.01億円、セグメント利益は同15.2%増の61.12億円となった。『パチンコホール向け製品等』の売上は、カードユニット「VEGASIA」については、販売台数は前年同期を下回ったものの、引続き好調に販売が推移したことや新紙幣流通に伴うカードユニットの改刷対応、情報公開端末の新製品「REVOLA2」、「DUALINA」の販売台数が好調に推移したことにより、前年同期を大幅に上回った。『サービス』の売上は、主要なサービスが堅調に推移し、スマート遊技機登場による市場変化への対応に関連したMIRAIGATEサービスの加盟店舗数が増加したこともあり、前年同期を上回った。

アミューズメント事業の売上高は前年同期比23.9%減の8.00億円、セグメント損失は0.02億円(前年同期は0.34億円の損失)となった。市場でのスマートパチンコ導入鈍化に伴う販売台数の伸び悩みと共に、同事業の見直し及び取捨選択により、パチンコ向け制御ユニット販売、部品販売ともに前年同期を下回った。

2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.1%増の550.00億円、営業利益が同3.3%増の124.00億円、経常利益が同3.3%増の125.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.4%増の85.00億円とする期初計画を据え置いている。

《SO》

提供:フィスコ

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