タイタン・マシーナリーが暫定決算受け大幅安 通期の利益見通しを下方修正=米国株個別
(NY時間10:27)(日本時間23:27)
タイタン・マシーナリー<TITN> 13.09(-2.28 -14.83%)
農機具販売のタイタン・マシーナリー<TITN>が大幅安。5-7月期(第2四半期)の暫定決算を公表し、ここ数カ月で需要がさらに軟化しているとし、25年度通期の利益見通しを下方修正した。通期の1株利益の見通しは0-0.50ドルとし、従来の2.25-2.75ドルから大幅に下方修正している。農機具への需要の大幅な軟化を反映させたとしている。一方、第2四半期の売上高は約6.34億ドルを見込んだ。
クヌートソンCEOは声明で「コモディティ価格下落と高金利の継続、そして事業展開地域全体の生育状況の混在が農家のセンチメントに悪影響を及ぼし、第2四半期の農機の販売台数が減少した」と述べた。同社の事業地域における主要な換金作物の商品価格は年初から下落し、第2四半期にはさらに10―20%下落していた。
【企業概要】
米国および欧州において、農業機器・建設機器販売店のネットワークを所有・運営する。新品および中古機器の販売、部品の販売、機器の修理・保守サービス、機器のレンタルを行う。大規模農業や家庭菜園用の農業機械、商業施設および住宅用建設や道路建設用の建設機械を取り扱う。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース