サンケンが大幅高で5連騰、エフィッシモ買い増しで保有株比率は25%超に
サンケン電気<6707>がカイ気配スタートとなり大幅高で5連騰と気を吐いている。旧村上ファンドの流れを汲む投資会社でアクティビストとして注目されるエフィッシモ・キャピタルマネージメントが、同社株を買い増し保有株比率がこれまでの23.58%から25.36%に高まったことが、15日に関東財務局に提出された変更報告書で明らかとなった。保有目的については「投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと」としており、これによるサンケン株式の投資価値向上への思惑が株価を刺激している。また、同日にエフィッシモはUACJ<5741>についても保有株比率が15.82%から17.01%に引き上げており、これを受けてUACJも大きく上値を追っている。