アジア株は全面高、2週間ぶり高値 強い米経済統計受け安堵感広がる、米景気先行き懸念後退 

市況
2024年8月16日 11時40分

アジア株は全面高、2週間ぶり高値 強い米経済統計受け安堵感広がる、米景気先行き懸念後退 

東京時間11:20現在

香港ハンセン指数   17392.61(+283.47 +1.66%)

中国上海総合指数  2883.37(+6.01 +0.21%)

台湾加権指数     22265.34(+370.17 +1.69%)

韓国総合株価指数  2692.51(+48.01 +1.82%)

豪ASX200指数    7968.50(+102.98 +1.31%)

アジア株は総じて上昇、前日の米株大幅高を好感して買い優勢で始まった。

米小売売上高が予想を大きく上回る強い内容だったほか、新規失業保険申請件数(10日終了週)が2週連続で減少したことを受け、米国が景気後退に陥るのではないかとの懸念が後退した。ただ、同時に米大幅利下げ期待も後退している。中国の景気回復期待も支え。中国住宅市場にやや改善の兆しが見られるほか、夏休みシーズンで旅行・観光の消費が拡大したことから小売売上高も堅調だった。人民銀行が突如、MLF金利の公表を延期したことから、中国7月の主要経済統計を確認してから金利を引き下げるとの期待が広がっている。もっとも引き下げたところで焼け石に水だが。

香港株は2週間ぶり高値をつけている。JDドットコムが7%超上昇。第2四半期決算の純利益が前年同期比で92%も増加したことが好感されている。アリババやバイドゥ、美団、シャオミ、テンセントホールディングス、ネットイースなどほかのハイテク関連も上昇している。

台湾株は大幅上昇、2週間ぶり高値。TSMCや聯発科技など半導体関連が総じて上昇している。休場明け韓国株も大幅上昇し2週間ぶり高値をつけている。豪州株も2週間ぶり高値。ブロック豪中銀総裁は議会証言で、利下げを考えるのは時期尚早だとタカ派姿勢を強調したものの、市場は年内の利下げ開始を予想している。

出所:MINKABU PRESS

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