あかつき本社---1Qは2ケタ増収、証券関連事業が2ケタ増収増益に

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2024年8月16日 13時08分

あかつき本社<8737>は14日、2025年3月期第1四半期(24年4月-6月)連結決算を発表した。営業収益が前年同期比19.1%増の121.21億円、営業利益が同12.7%減の7.39億円、経常利益が同37.6%減の7.26億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同34.4%減の5.02億円となった。

証券関連事業の営業収益は前年同期比29.6%増の41.09億円、セグメント利益は同31.4%増の5.09億円となった。2024年6月末の契約仲介業者外務員数は1,767名(2024年3月末比89名増)、子会社のJWAの提携金融機関における管理資産残高を含めた預り資産残高は6,117億円(同541億円増)、IFA部門の預り資産残高は3,515億円(同376億円増)と拡大した。

不動産関連事業の営業収益は同14.1%増の80.97億円、セグメント利益は同35.5%減の4.74億円となったが、前期に計上した一過性の高齢者施設の売却益を除くと増益となる。仕入戸数は204戸(前年同期は149戸)、販売戸数は183戸(同134戸)と前年同期を上回る水準での取引実績となった。また、リノベーションの設計・施工を手掛けるバウテックグループにおいては、完工数が267戸(前年同期は197戸)と安定して推移した。高齢者施設開発を手掛けるEWアセットマネジメントにおいては、3月に東京都杉並区に建設した「NEXT-LD新高円寺」がオープンした。また、熊本県熊本市において建設を進めていた施設が6月に上棟し、9月に竣工予定である。これにより、6月末現在で稼働中の施設は2件、開発中の施設は2件となる。

2025年3月期通期の連結業績予想については、営業収益が前期比11.4%増の520.00億円、営業利益が同19.9%増の41.00億円、経常利益が同10.1%増の42.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.4%増の26.00億円とする期初計画を据え置いている。

《SO》

提供:フィスコ

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