【市場反応】米8月ミシガン大消費者信頼感指数や期待インフレが予想上回る、ドル売り後退
米8月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値は67.8と、7月66.4から予想以上に上昇し、6月来で最高となった。現在景況感は60.9と、62.7から上昇予想に反して低下し22年12月来で最低となった一方、先行景況感は72.1と、68.8から低下予想に反して上昇し4月来で最高と、全体指数を押し上げた。同指数の1年期待インフレ率速報値は7月から低下予想に反し2カ月連続で2.9%。また、特に連邦準備制度理事会(FRB)が期待インフレとして注視している長期の5-10年期待インフレ率速報値も低下予想に反し5カ月連続で3.0%を維持した。
米10年債利回りは3.865%から3.90%まで上昇。ドル売りも後退し、ドル・円は
147円62銭から148円16銭まで上昇した。ユーロ・ドルは1.1005ドルから1.0992ドルへ反落。ポンド・ドルは1.2914ドルから1.2887ドルまで下落した。
【経済指標】
・米・8月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:67.8(予想:66.9、7月:66.4)
・米・8月ミシガン大学1年期待インフレ率速報値:2.9%(予想:2.8%、7月:2.9%)
・米・8月ミシガン大学5-10年期待インフレ率速報値:3.0%(予想:2.9%、7月:3.0%)
《KY》