ルーメンが４日ぶりに反落　アナリストが投資判断を「売り」に引き下げ＝米国株個別

（NY時間10:27）（日本時間23:27）

ルーメン・テクノロジーズ<LUMN>　5.44（-0.27　-4.75%）

通信設備のルーメン・テクノロジーズ<LUMN>が４日ぶりに反落。同社株は決算やＡＩ絡みの材料で動意づいているが、本日は戻り売りが強まっている。アナリストが投資判断を「売り」に引き下げ、目標株価を４ドルとした。収益変転の見通しに疑問を呈している。

最近のプライベート・コネクティビティ・ファブリック（ＰＣＦ）販売は、より良い流動性の道筋を提供するものの、既存事業の売上減や、ＥＢＩＴＤＡおよびフリーキャッシュフロー（ＦＣＦ）の成長も限定的なことから、リスク・リワードがあまり良くないという。

「ＰＣＦ販売は同社の再評価を促し、ＦＣＦも押し上げるが、ＥＢＩＴＤＡの針を大きく動かす可能性は低い。既存の中核事業の売上減は今年に加速しており、早くても２７年までは安定しない可能性もある」と語った。

【企業概要】

世界各国の企業・公的機関・通信会社向けに、通信設備ベースのテクノロジーおよび関連製品とサービスを提供する。地上光ファイバー長距離ネットワークは、自社が運営する大都市ファイバーネットワークに接続し、長距離データ転送、エッジクラウド、セキュリティ、マネージドサービス機能など顧客のニーズに応える。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース