アーレスティ---1Qは経常利益が大幅増益、北米とアジアのダイカスト事業が2ケタ増収に

材料
2024年8月19日 12時47分

アーレスティ<5852>は9日、2025年3月期第1四半期(24年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比1.1%増の384.03億円、営業利益が同55.5%減の1.01億円、経常利益が同94.0%増の6.93億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同8.1%増の4.88億円となった。

「ダイカスト事業 日本」は売上高が前年同期比9.1%減の140.53億円、セグメント損失が2.99億円(前年同期は0.42億円の利益)となった。日本自動車市場では、国内自動車生産の落ち込み等により受注量が大きく減少した。

「ダイカスト事業 北米」は売上高が前年同期比15.4%増の130.53億円、セグメント利益が同26.4%減の2.98億円となった。北米自動車市場では、北米自動車生産が回復したことによる受注量の回復と為替相場の円安進行があった。

「ダイカスト事業 アジア」は売上高が前年同期比13.0%増の87.10億円、セグメント利益が2.52億円(前年同期は6.17億円の損失)となった。アジア自動車市場では、中国工場において主要顧客の販売不振により受注量が減少したが、インド工場において新規製品の量産が開始したことによる受注量の増加と為替相場の円安進行があった。

「アルミニウム事業」は売上高が前年同期比7.8%減の16.99億円、セグメント利益が同71.5%減の0.15億円となった。アルミ地金市況の上昇影響はあったが、販売重量が前年同期比30.7%減となった。

「完成品事業」は売上高が前年同期比47.2%減の8.87億円、セグメント利益が同88.7%減の0.19億円となった。前年同期と比較すると半導体関連企業の大型物件が減少した。

《SI》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.