外為サマリー:145円40銭前後へ円高進行、米雇用統計に下方修正の観測も
19日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=145円42銭前後と前週末午後5時時点に比べ3円60銭程度の大幅なドル安・円高。ユーロは1ユーロ=160円65銭前後と同3円00銭強のユーロ安・円高で推移している。
ドル円は、正午時点では147円30銭近辺で推移していたが、その後は一気にドル安・円高が進行。米労働省労働統計局(BLS)が21日に、改定により過去の雇用統計が大幅に下方修正となることを発表する、との観測が市場に流れドル売り・円買いが強まった様子だ。今週は米ジャクソンホール会議が開催され、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が23日に講演を行うことも注目されている。
ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1047ドル前後と同0.0060ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。