8月19日のNY為替概況
19日のニューヨーク外為市場でドル・円は145円92銭から146円71銭まで上昇し、引けた。
ジャクソンホール年次会合でのパウエル議長講演待ちで調整色が強まり、金利上昇に伴いドルの買戻しが強まった。しかし、米7月景気先行指数が予想を下回ったほか、週末のインタビューで、米サンフランシスコ連銀のデイリー総裁(英FT紙)、米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁(米WSJ紙)、シカゴ連銀のグールズビー総裁が9月の利下げを支持する姿勢を示唆したため上値も限定的で金利が再び低下するとドル売りが再開した。
ユーロ・ドルは1.1030ドルから1.1085ドルまで上昇し、引けた。
ユーロ・円は、161円15銭から162円47銭まで上昇。リスク選好の円売りが優勢となった。
ポンド・ドルは1.2940ドルから1.2997ドルまで上昇。
ドル・スイスは0.8663フランから0.8627フランまで下落した。
[経済指標]
・米・7月景気先行指数:前月比―0.6%(予想:-0.3%、6月:-0.2%)
《KY》