キメラ、約2億2500万ドル規模の増資計画を発表 株価はプラスに転じる=米国株個別
(NY時間10:29)(日本時間23:29)
キメラ<KYMR> 45.03(+0.48 +1.08%)
バイオ医薬品のキメラ・セラピューティクス<KYMR>が増資計画を発表。200万株の普通株と、一部投資家に対しては普通株の代わりに352万単位のワラントを販売する。普通株は1株あたり40.75ドルで販売され、ワラントは1単位40.7499ドルで販売される。
また、引受業者に対して、引受割引および手数料を差し引いた公募価格で、さらに最大82万8220株の普通株を追加購入できる30日間のオプションを付与。
今回の増資での調達資金は、費用差し引き前の金額で、約2億2500万ドルとなる見込み。調達資金は前臨床および臨床分解プログラムのパイプラインの推進、そして運転資金およびその他の一般的な企業目的に使用される。
ただ、時間外で株価は下落していたものの、通常取引に入ると買戻しも入りプラスに転じている。
【企業概要】
身体の天然タンパク質分解システムを利用して、疾患の原因となるタンパク質を選択的に分解する新しい低分子治療薬の発見と開発に取り組むバイオ医薬品会社。独自の標的タンパク質分解(TPD)プラットフォームを利用し、広範囲の免疫炎症性疾患、血液悪性腫瘍、固形腫瘍に焦点を当てた開発を進める。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース