ボウマンＦＲＢ理事、物価上昇率がさらに鈍化なら利下げが適切になると再言及

ボウマンＦＲＢ理事の発言が伝わっており、インフレの上振れリスクは依然として存在するものの、物価上昇率がさらに鈍化すれば、ＦＲＢが段階的に金利を引き下げるのは適切になると述べた。

「今後発表される経済指標がインフレが持続的に２％目標に向かって推移していることを示し続けるのであれば、金融政策が過度に引き締め的にならないよう、政策金利を徐々に引き下げるのが適切になる」と、アラスカ州アンカレッジで開催されたアラスカ銀行協会で述べた。

理事はここ数カ月間にインフレのさらなる低下が見られるとしながらも、地政学的な緊張の高まり、追加の財政刺激策、移民による住宅需要の増加などにより、インフレ上昇のリスクは依然として残っていると述べている。

理事のコメントは今月初めに発表された内容と一致している。労働市場は引き続き緩和しており、労働市場がより均衡に向かっていることを示す兆候があるとも述べた。

株探ニュース