本日注目すべき【好決算】銘柄 YEデジタル、キャリアデザ、日創プロニ (20日大引け後 発表分)
8月20日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
YEデジタル <2354> [東証S] ★今期経常を12%上方修正・最高益予想をさらに上乗せ、配当も4円増額
◆25年2月期の連結経常利益を従来予想の16.5億円→18.5億円に12.1%上方修正。増益率が5.8%増→18.7%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。ERPソリューションなどビジネスDXの売上増加や経費圧縮の進展が上振れの要因となる。
業績好調に伴い、年間配当を従来計画の16円→20円(前期は12円)に増額修正した。
キャリアデザ <2410> [東証P] ★今期配当を10円増額修正、配当利回り5.3%に上昇
◆24年9月期の期末一括配当を従来計画の80円→90円(前期は70円)に増額修正した。これまでは毎期の状況に合わせて普通配当に加え、特別配当などを実施してきたが、今後は目安とする配当性向を普通配当のみで40%以上とする方針に変更する。
期末配当利回りは5.32%に上昇。権利付き最終日を約1ヵ月後に控え、配当取りを狙う買いなどが期待される。
日創プロニ <3440> [東証S] ★今期経常を20%上方修正、配当も5円増額
◆24年8月期の連結経常利益を従来予想の11.8億円→14.1億円に19.5%上方修正。増益率が2.8倍→3.4倍に拡大する見通しとなった。金属加工事業における金属サンドイッチパネルの伸長やデータセンター向け案件が想定より早く進捗したことに加え、タイル事業で販売が好調に推移したことを織り込んだ。
業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の30円→35円(前期は30円)に増額修正した。
株探ニュース