イノベーショが大幅続伸、自社株買いと独自ブランドでの投資一任運用サービス開始を材料視
イノベーション<3970>が大幅続伸している。20日の取引終了後、取得総数6万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.24%)、取得総額9000万円を上限とする自社株買いの実施を発表した。同時にグループ会社であるInnovation IFA Consultingが投資一任運用サービス「Smart Manager(スマートマネージャー)」について、独自ブランド「マネーパレットマネージャー」として提供を開始したとも公表。株主還元姿勢への評価とともに今後の収益貢献への期待を高める格好となり、株価水準を切り上げた。
自社株の取得期間は21日から25年1月27日まで。「スマートマネージャー」はFinatextホールディングス<4419>グループのスマートプラスと、ファイナンシャルスタンダード(東京都千代田区)と共同で開発した。「マネーパレットマネージャー」は今年1月に開始した新NISAに対応。ゴールベースアプローチにより目的に合わせた戦略を選択して運用を開始できる。更にイノベーショはInnovation IFA Consultingの株式を追加取得し、完全子会社化することも開示している。