日産東京販売ホールディングス---1Qは減収、今期より「自動車関連事業」の単一セグメントに
日産東京販売ホールディングス<8291>は9日、2025年3月期第1四半期(24年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.6%減の343.55億円、営業利益が同5.6%減の17.25億円、経常利益が同0.1%増の18.20億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同17.7%減の11.80億円となった。
同社グループの登録台数は、昨年度の第1四半期に車両供給の改善および電気自動車の補助金の関係から登録が集中していたこともあり前年比13.4%減となった。昨年10月の連結子会社1社除外の影響があるものの、新車の拡販の取り組みに加え中古車事業・整備事業も順調に推移したことから、過去最高益であった前年と同等(営業利益は過去2番目)の実績となった。なお、セグメントごとの経営成績は、2023年10月2日付でTCS(情報システム関連事業)の全株式を譲渡したことにより、「自動車関連事業」の単一セグメントとなったことから当第1四半期連結累計期間よりセグメント情報の記載を省略している。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比0.7%増の1,500.00億円、営業利益が同13.9%減の75.00億円、経常利益が同16.3%減の70.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同38.7%増の45.00億円とする期初計画を据え置いている。
《SO》