EAJが続伸、未定としていた24年12月期業績は大幅減収減益も想定内との見方
日本エマージェンシーアシスタンス<6063>が続伸している。20日の取引終了後、未定としていた24年12月期の連結業績予想について、売上高30億円(前期比16.6%減)、営業利益7000万円(同59.5%減)を見込むと発表した。大幅減収減益見通しながら、14日に発表した第2四半期累計(1~6月)決算が営業利益800万円(前年同期比96.4%減)だったことから、大幅減益見通しは想定内との見方が強く、アク抜け感が強まったようだ。
主要事業である海外旅行保険付帯の医療アシスタンスサービスなど既存事業の売り上げは、コロナ禍前の19年と同等の水準への回復がみられるものの、厚生労働省から受託していた新型コロナウイルス感染症関連事業が23年5月末で終了した影響を補うまでには至らなかったとしている。