東証グロース市場250指数先物見通し:売り買い交錯も底堅い展開か

市況
2024年8月22日 7時41分

本日の東証グロース市場250指数先物は、売り買い交錯も底堅い展開を見込む。前日21日の米国市場のダウ平均は55.52ドル高の40,890.49ドル、ナスダックは102.05 pt高の17,918.99 ptで取引を終了した。3月までの1年間の雇用者数の大幅下方修正で利下げ期待に買われた。一部小売りの好決算が支援したほか、長期金利の低下でハイテクも買われ、相場は終日底堅く推移した。パウエル議長の講演を控えた調整売りに一時伸び悩んだが、終盤にかけ、連邦準備制度理事会(FRB)が公表した7月開催分の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で9月の利下げが示唆されると、再び買われた。上昇した米株市場と同様、本日の東証グロース市場250指数先物は、売り買い交錯も底堅い動きを想定する。今晩米国で、先週分新規失業保険申請件数や8月のPMIを控え、様子見姿勢が強まる可能性がある。一方で、75日移動平均線を上回ってきたことに加え、5日移動平均線と25日移動平均線がゴールデンクロスを形成し、テクニカルは買い手優位を示唆している。一部で新興市場の戻りの早さに着目する動きも観測されており、東証プライムに対して優位性を発揮する可能性もありそうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比2pt高の634ptで終えている。上値のメドは650pt、下値のメドは620ptとする。

《TY》

提供:フィスコ

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