ダウ、ナスダックとも下げ幅拡大 ここ数日の動きの巻き戻し=米国株序盤
NY株式22日(NY時間12:04)(日本時間01:04)
ダウ平均 40751.23(-139.26 -0.34%)
ナスダック 17757.11(-161.88 -0.90%)
CME日経平均先物 38135(大証終比:-95 -0.25%)
きょうの市場は全体的にここ数日の動きの巻き戻しが出ており、米株式市場はIT・ハイテク株中心に売りが強まっている。来週に決算発表を控えたエヌビディア<NVDA>が下げに転じると、他のIT大手も売りを加速させている。
特段の悪材料は見当たらない中、明日のジャクソンホールでのパウエルFRB議長の講演を前にポジション調整が活発に出ているとの指摘が出ている。パウエル議長は明日の講演で利下げ開始の意向を示唆するものの、市場が過度に織り込んでいる利下げペースについては、慎重姿勢を強調してくるのではと見られている。
この日も何人かのFOMCメンバーの発言が伝わっていたが、利下げペースについては、慎重姿勢を強調している。明日のパウエル議長の講演も、少なくとも市場が織り込んでいる、年内計0.75%もしくは1.00%ポイントの利下げを示唆する内容にはならないと見られている。
アップル<AAPL> 225.84(-0.56 -0.25%)
マイクロソフト<MSFT> 418.48(-5.66 -1.34%)
アマゾン<AMZN> 177.71(-2.40 -1.33%)
アルファベットC<GOOG> 167.25(-0.38 -0.23%)
テスラ<TSLA> 216.30(-6.97 -3.12%)
メタ<META> 534.91(-0.26 -0.05%)
AMD<AMD> 153.24(-4.57 -2.90%)
エヌビディア<NVDA> 125.76(-2.75 -2.14%)
イーライリリー<LLY> 960.80(+8.83 +0.93%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース