NY為替:ドル反発、米雇用や住宅関連指標は市場予想を上回る
22日のニューヨーク外為市場でドル・円は145円80銭から146円53銭まで上昇し、146円31銭で引けた。米先週分新規失業保険申請件数が予想通りの水準にとどまり労働市場の急速な減速への懸念が後退、さらに、8月サービス業PMI速報値や7月中古住宅販売件数が予想を上回ったため長期金利上昇に伴いドルの買戻しが強まった。
ユーロ・ドルは1.1143ドルから1.1098ドルまで下落し、1.1112ドルで引けた。ユーロ圏8月消費者信頼感指数速報値が予想外に悪化し、欧州中央銀行(ECB)の9月理事会での追加利下げ観測にユーロ売りが強まった。ユーロ・円は、162円91銭へ上昇後、162円08銭まで反落。ポンド・ドルは1.3129ドルまで上昇後、1.3077ドルまで反落。ドル・スイスは0.8505フランへ下落後、0.8534フランまで上昇した。
《MK》