米国株は序盤からしっかり、議長講演受けて買い強まる=NY株式序盤
きょうの市場は注目されたパウエル米FRB議長のジャクソンホール会議での講演前から好調。ダウ、ナスダック、S&Pなど主要指数は軒並みしっかりでスタートした。
議長はジャクソンホール会議の基調講演で利下げを明言。今後のペースなどはデータ次第という姿勢を崩さなかったが、発表後はドル安株高の動きが強まり、ダウ平均が一時440ドル高となった。前日比は、ダウ工業株30種平均が263.03ドル高の4万0975.81ドル、ナスダック総合指数が138.18高の1万7757.53。
寄り付きからダウ以上に買いが目立ったナスダックも好調さを維持している。GAFAなど新興ハイテク関連ではテスラの買いが目立ったほか、エヌビディア<NVDA>もしっかり。AMDなども買いが優勢。
ダウ採用銘柄も軒並みの上昇。インテルが強いほか、ゴールドマンやダウ・インクなどがしっかり。マイナス圏の銘柄はあるものの、総じて小幅安にとどまっている。
その他では決算が強く出たカジュアルレストランチェーンのCAVAが強かった一方、決算が弱かったレストランチェーンのレッドロビンは軟調。
Cava Group Inc 118.57(+16.59 +16.27%)
レッド・ロビン・グルメ・バーガーズ 4.42(-0.31 -6.57%)
テスラ 219.02(+8.36 +3.97%)
エヌビディア 127.77(+4.03 +3.26%)
ダウ・インク 53.63(+1.07 +2.02%)
ウォルグリーン 10.28(+0.25 +2.41%)
ゴールドマン 507.25(+9.50 +1.91%)
インテル 20.76(+0.66 +3.06%)