リッチモンド連銀総裁、インフレに依然「高止まりのリスク」
バーキン・リッチモンド連銀総裁の発言が伝わり、インフレには依然として上振れリスクがあるとみているが、労働市場が冷え込みつつあるため、金利を「下げる調整」は支持すると述べた。
向こう6カ月に前年比ベースで本当に良好なデータがなければ、FRBの2%目標は達成されないと語った。「かなり良好なだけでなく、本当に良好な数字でなければ、2%をいくらか超えた水準で高止まりするリスクがある」とも述べた。
中期的なインフレリスクとして、地政学や脱グローバル化、住宅市場を挙げ、「住宅購入者や企業の中には金利低下を待って購入や投資を見合わせているところもあると考えている。経済の大部分は利下げサイクル開始に備えて待機している状態だと思う」とも語った。
株探ニュース