エネルギー関連株が上昇　リビア東部政府が石油生産と輸出を停止　中銀総裁人事を巡る西部政府との対立で＝米国株個別

（NY時間10:16）（日本時間23:16）

エクソンモービル<XOM>　118.93（+2.61　+2.24%）

シェブロン<CVX>　149.70（+2.08　+1.41%）

ＳＬＢ<SLB>　45.93（+0.81　+1.78%）

オキシデンタル<OXY>　58.27（+1.03　+1.79%）

マラソン・オイル<MRO>　28.98（+0.89　+3.17%）

ハリバートン<HAL>　32.27（+0.51　+1.61%）

NY原油先物10 月限（WTI）（NY時間10:18）（日本時間23:18）

1バレル＝77.45（+2.62　+3.50%）

エネルギー関連株が上昇。リビア東部政府がすべての石油生産と輸出を停止すると発表した。中銀総裁人事を巡る西部政府との対立が要因。

東部政府はきょう、全ての油田とターミナル、石油施設に対してフォースマジュール（不可抗力条項）を宣言している。リビア最大の積み出しターミナル、エスシデルに原油を供給するワハ・オイルは、段階的に出荷を減らし始める方針を明らかにした。これを受けて原油相場が大幅高となっており、エネルギー関連株も上昇している。

リビアにはアフリカ大陸最大の原油埋蔵量がありながら、１０年余りに及ぶ政治的衝突が生産の障害になっている。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース