NY外為:ドル指数100手前から反発、原油高でインフレ懸念再燃、米長期金利は上昇
NY外為市場でドルは反発した。ドル指数は重要な節目の100手前から反発。中東情勢の悪化でNY原油先物が3%上昇。インフレ懸念が再燃した。
イスラエルが報復計画を阻止するためレバノン南部の親イラン民兵組織ヒスボラの拠点攻撃した。リスク上昇でリビアは石油生産・輸出を停止を発表。
米リッチモンド連銀のバーキン総裁は「地政学的イベント、非グローバル化、住宅などが中期的インフレリスク」になると指摘、「インフレには依然上方リスク」と警告した。
米国債相場は反落。米国債利回りは3.8%で推移した。ドル買いも強まり、ドル・円は143円86銭から144円60銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.1150ドルから1.1179ドルまで上昇後、1.1170ドルで伸び悩んだ。ポンド・ドルは1.3180ドルから1.3210ドルのレンジで上下に振れた。
《KY》