東証グロース市場250指数先物見通し:利益確定売りが優勢か

市況
2024年8月27日 7時43分

本日の東証グロース市場250指数先物は、利益確定売りが優勢となりそうだ。前日26日の米国市場のダウ平均は65.44ドル高の41,240.52ドル、ナスダックは152.02pt安の17,725.77ptで取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長のジャクソンホール会合での講演を受けた利下げ期待に引き続き買われた。その後、耐久財受注やダラス連銀製造業活動指数が予想を上回ったためソフトランディング期待にダウは続伸、中東情勢への懸念が上値を抑制し終盤にかけ失速も過去最高値を更新した。長期金利の上昇に加え、決算を控えエヌビディアなど半導体セクターの下落が重しとなりナスダックは売りに転じ、終日軟調に推移した。本日の東証グロース市場250指数先物は、利益確定売りが優勢となりそうだ。7月高値700ptや52週移動平均線に接近しており、短期的には売り物が出やすい水準となっている。昨日は日経平均株価との逆相関からローテーションの動きも観測され、本日は小休止となる場面がありそうだ。一方で、グロース市場固有の不安要素もないことから、大きく売り込む動きは考えにくく、底堅さが確認されれば強含む可能性もあるだろう。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比1pt安の670ptで終えている。上値のメドは680pt、下値のメドは660ptとする。

《TY》

提供:フィスコ

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