免疫生物研が続伸で75日線越え、バイオ関連株物色の波に乗り底値離脱へ
免疫生物研究所<4570>が続伸、ザラ場ベースでは7月末以来となる500円台を回復した。同社は大学や大病院向けに研究用試薬や診断薬の製造販売・受託事業展開している。抗体医薬分野で実績が高いほか、遺伝子組み換えカイコの研究会開発では先駆的存在だ。ここバイオ関連株に物色の矛先が向いており、そのなか相対的に出遅れる同社株に投資資金が食指を動かしている。バイオベンチャーだが業績面も安定しており、売上高は漸増傾向で営業損益の黒字が定着している点で買い安心感がある。500円近辺を横に走る75日移動平均線を陽線で上回ってきたことでテクニカル的にもトレンド転換を意識させる。