新明和が小幅反発、国内有力証券は目標株価を1600円に引き上げ
新明和工業<7224>が小幅に反発。岩井コスモ証券は26日、同社株の目標株価を1500円から1600円に引き上げた。投資判断は「A」を継続した。第1四半期(4~6月)の連結営業利益は前年同期比2.9倍の18億4200万円となった。為替効果や商品構成比率の良さから計画を上回った。好調な事業環境を背景に25年3月期見通しの受注高・受注残高も増額修正している。政府の防衛予算の概算要求が8兆5000億円に増加される見通しにあることも、同社の特装車事業や航空機事業の追い風となる可能性がある。米ボーイング<BA>の生産機数が想定を下回っている模様であることは警戒要因だが、この課題が解消されれば更に良好な業績が期待できる、とみている。