8月27日のNY為替概況
27日のニューヨーク外為市場でドル・円は144円60銭から143円95銭まで下落し、引けた。
米住宅価格指数の伸び鈍化や製造業関連指標が弱くドル売りが優勢となった。8月消費者信頼感指数が予想外に上昇したため一時ドル売りが後退したが、2年債入札が好調で長期金利が伸び悩んだためドル売りが再度加速した。
ユーロ・ドルは1.1150ドルへ下落後、1.1182ドルまで上昇し、引けた。ドイツの第2四半期国内総生産(GDP)が冴えずユーロ売りが優勢となったのち、ドル売りが強まった。
ユーロ・円は、160円88銭から161円37銭のレンジでもみ合った。
ポンド・ドルは1.3204ドルから1.3249ドルまで上昇。
ドル・スイスは0.8461フランから0.8419フランまで下落した。
[経済指標]
・米・6月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数:前年比+6.47%(予想:+6.14%、5月:+6.88%←+6.81%)
・米・6月FHFA住宅価格指数:前月比―0.1%(予想:+0.1%、5月:0.0%)
・米・8月消費者信頼感指数:103.3(予想:100.7、7月:101.9←100.3)
・米・8月リッチモンド連銀製造業指数:-19(予想:-14、7月:-17)
・米・8月ダラス連銀サービス業活動:-7.7(7月-0.1)
《KY》